四半世紀ぶりの岩手県開催! ~ 平成29年度日本植物病理学会大会

ページ番号2005199  更新日 令和4年5月24日

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 平成29年4月26~28日の3日間に渡り、盛岡市のマリオスおよびアイーナを会場として、「平成29年度日本植物病理学会大会」が開催されました。日本植物病理学会は、「植物を病気から如何にして守るか」を命題に、植物の病気に関わる基礎から応用まで幅広い研究を行っている学会です。平成4年以来、実に25年ぶりとなった地元盛岡での大会開催は、大会委員長の岩手大学副学長吉川信幸教授のもと、我々農業研究センターは、主に大会初日の懇親会を担当しました。

 懇親会は、ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイングで行われ、あいにくの雨模様にもかかわらず約450名と多くの方にご参加頂きました。懇親会では、来賓祝辞として当研究センターの鈴木茂所長が、東日本大震災津波の復興支援やいわて国体の成功への感謝、平成31年ラグビーW杯釜石開催のPR等について挨拶を述べました。また、ミスさんさによる「盛岡さんさ踊り」が披露され、華やかな踊りとリズミカルな太鼓に多くの参加者が見入っていた様子で、大いに好評を博しました。他にも、鏡割りに使われた清酒を含めた多くの地酒の振る舞いも好評で、運営担当の我々もホッとしました。

 我々研究者にとって学会参加の意義は、1.自身の研究内容を世に広める、2.他人の発表を見聞きして新たな知識や発想を得る、3.共同研究につながる研究者と知り合いになる、といった今後の研究の進展に必要かつ重要な役割があります。今回の大会は、我々が運営側ということもあり心から楽しむ余裕がなかった面がありましたが、次回の平成30年度神戸大会では、優れた研究成果を発表しつつ思う存分楽しみたいと思います。

  • 大会看板の写真

    25年ぶりとなる盛岡での大会開催

  • 来賓祝辞を述べる鈴木農業研究センター所長の写真

    来賓祝辞を述べる鈴木所長

  • ミスさんさによる演舞の写真

    ミスさんさによる艶やかな演舞

  • さんさ踊りに見入る参加者の写真

    華麗な舞を食い入るように見つめる参加者

(環境部昆虫病理研究室 主査専門研究員 岩舘 康哉)

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