歴史と重みを心に刻み……「第26回農民文化賞」を受賞
岩手県初のオリジナル水稲品種である「かけはし」が誕生してから早24年が過ぎ、農業研究センターではこれまで19の品種を開発してきました。
平成29年2月19日、技術部作物研究室が「第26回農民文化賞」を受賞しました。この賞は、岩手農民大学・岩手県農村文化懇談会からいただいたもので、賞状には受賞の理由として「『サムサノナツ』に翻弄され続けてきた岩手の地にあり、冷害にも負けず病気にも強い丈夫な稲の品種開発に長年取り組み…(中略)…地道な努力が稔り『銀河のしずく』『金色の風』を開発されたことは、岩手県全体の希望とするもの…」と書かれていました。
米の消費量が減少し続ける中、また各道県の新ブランド米が続々とデビューするおコメ戦国時代にあって、「~ 白く輝く ~ 銀河のしずく」「~ お米の新領域を拓くふわりとした食感 ~ 金色の風」が岩手の看板商品として皆様の食卓にあがることを開発者一同楽しみにしています。そして、栄誉ある賞をいただいたことを励みに、気持ちも新たに「地道な努力2017シーズン」に只今突入です!!
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事の重大さに緊張の面持ちの開発担当者一同
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記念品のレリーフ:ミレー「種まく人」
(技術部作物研究室 作物研究室長 小田中 温美)
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