おがってけろよ、未来の種雄牛! ~ 日本短角種産肉能力検定(直接法)が始まりました
岩手県では、岩手県家畜及び鶏の改良増殖計画書をもとに、日本短角種の改良に取り組んでおり、優秀な種雄牛を造成し、まき牛として牧野で活躍してもらうため、毎年、種雄牛候補本牛の発育や飼料摂取効率を把握する「直接検定」を行っています。
平成29年7~8月にかけて、県内のエリート牧野(14牧区)で体型や血統、産肉能力等のデータをもとに予備選抜を行った候補牛の中から、いわて短角和牛改良推進協議会により15頭の直接検定牛を決定しました。直接検定牛は6~7か月齢の若雄で、9月に畜産研究所に納入され、11月16日の直接検定開始から、2週間に一度の体重測定と毎日の採食量の計測を行っています。
最終的に、検定終了後の平成30年5月頃に上位牛6頭が選抜されます。牧野で活躍できるたくましい種雄牛になるために、しっかり「おがって」けろよ!
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直接検定牛となった「高花」号(宮古市出身)
朝の給餌後の様子です
撮影:平成29年12月8日、畜産研究所肉牛舎 -
放牧場での様子
給餌の時間なので牛舎近くに集まっていました
撮影:平成29年12月8日、畜産研究所肉牛舎
(畜産研究所家畜育種研究室 技師 土谷 のぞみ)
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