おがってけろよ、未来の種雄牛! ~ 日本短角種産肉能力検定(直接法)が始まりました

ページ番号2005122  更新日 令和4年5月24日

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 岩手県では、岩手県家畜及び鶏の改良増殖計画書をもとに、日本短角種の改良に取り組んでおり、優秀な種雄牛を造成し、まき牛として牧野で活躍してもらうため、毎年、種雄牛候補本牛の発育や飼料摂取効率を把握する「直接検定」を行っています。

 平成29年7~8月にかけて、県内のエリート牧野(14牧区)で体型や血統、産肉能力等のデータをもとに予備選抜を行った候補牛の中から、いわて短角和牛改良推進協議会により15頭の直接検定牛を決定しました。直接検定牛は6~7か月齢の若雄で、9月に畜産研究所に納入され、11月16日の直接検定開始から、2週間に一度の体重測定と毎日の採食量の計測を行っています。

 最終的に、検定終了後の平成30年5月頃に上位牛6頭が選抜されます。牧野で活躍できるたくましい種雄牛になるために、しっかり「おがって」けろよ!

  • 直接検定牛となった「たかはな」号の写真

    直接検定牛となった「高花」号(宮古市出身)
    朝の給餌後の様子です
    撮影:平成29年12月8日、畜産研究所肉牛舎

  • 放牧場での様子の写真

    放牧場での様子
    給餌の時間なので牛舎近くに集まっていました
    撮影:平成29年12月8日、畜産研究所肉牛舎

(畜産研究所家畜育種研究室 技師 土谷 のぞみ)

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