真っ白にあっという間に花盛り ~ 親子で体験「そばづくり学習会」
県立農業ふれあい公園・農業科学博物館では、親子体験学習会「そばを作って食べてみよう」を開催しています。この学習会は、そばの栽培からそばを打ち、味わうまでを体験する4回シリーズの講座です。親子で農作物を育てることの面白さに触れ、農業や命の大切さについて考える機会としています。
4年目となる平成28年は、花巻市と北上市から5家族10人が参加しています。第2回目の9月3日は、第1回に種を播いた「そば」の生長を観察しました。講座生は、台風にも負けず、一気に腰丈以上に伸びて真っ白い花をつけたそばに歓声を上げました。
種を播いた7月31日は、猛暑で畑の土がパサパサに乾燥していたため発芽が心配されましたが、当博物館職員の手入れと恵みの雨により順調に育ちました。今回は、虫たちが受粉の役目をしていることを学び、さらに自分たちの手で花を静かに撫でながら受粉のお手伝いをしました。参加者からは「1か月でこんなに大きくなってビックリ!」「畑一面が真っ白になってきれい!」といった感想が聞かれました。
このあとは、10月16日に収穫体験を、そして最終回となる11月6日には、そばを打ち、自分で育てたそばを味わう予定です。11月まで講座生の皆さんには、親子の共同作業を楽しんでいただきたいと思います。
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7月に播いた小さな種が、こんなに伸びてびっくり!
それぞれの担当畦に農園名をつけて管理と観察をしています -
軍手をして花を撫でて受粉のお手伝いをしました
「美味しくなーれ」と声がけしながら作業しました
(岩手県立農業科学博物館 資料調査員 佐々木 きし子)
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