一日子ども農業研究員「夏休み農業研究体験」を開催しました

ページ番号2005246  更新日 令和4年5月27日

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 平成28年7月29日、農業研究センター・本部(北上市)において、一日子ども農業研究員「夏休み農業研究体験」を開催し、花巻・北上両市から15名の小学5年生が参加しました。

 今回の研究テーマは、「イネを学ぶ ~ 新品種『銀河のしずく』を食べてみよう!」と題して、当センターが育成し、この秋にデビューする水稲オリジナル新品種の「銀河のしずく」をはじめ3種類のお米を食べ比べる「食味官能試験」を行いました。次にイネの観察では、穂が出る時期が違う2種類の品種(「かけはし」と「銀河のしずく」)を分解し、イネの穂がどのようにできて出穂するのかを学びました。試食と観察の後には、農業科学博物館の見学も行いました。

 小学生には少し難しい内容の説明も含まれていましたが、参加した子ども達の多くは「お米の種類が沢山あることや、味がそれぞれ違うことがわかった」「田んぼでしょっちゅう見ているけど、イネの中身がどうなっているか初めて知った」と、楽しんでくれた様子でした。今回の体験が、農業に興味を持つきっかけになることを願っています。参加者の皆さん、そして開催にご協力くださった方々に改めてお礼を申し上げます。

  • お米の食味試験の写真

    どちらがおいしいかな? ~ お米の食味試験

  • イネの観察をする子ども研究員の写真

    イネの観察をする子ども研究員の皆さん

(企画管理部研究企画室 主任専門研究員 伊勢 智宏)

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