新採用1年目、美味しいモモを探して
みなさん、はじめまして。新採用職員の柳本麻衣(やなぎもと・まい)と申します。私は平成27年4月から果樹研究室に配属され、果樹の研究に携わっています。大学では、果樹園芸学研究室でリンゴの種子休眠の遺伝様式について研究していました。大学の頃はリンゴしか扱わなかったのですが、農業研究センターではオウトウやブルーベリー、モモ、セイヨウナシなど多品目の果樹を扱うので、学ぶことがたくさんあり、日々勉強の毎日です。
今回は、私の担当業務の中から果物の中でも人気の高いモモに関する研究課題について紹介します。岩手県は冷涼な気候で温量が少ないため、収穫時期が遅いモモ品種の栽培には不向きであると言われています。しかし、近年の地球温暖化の影響もあり、生育期の気温が年々上昇していることから、岩手でも収穫時期が遅い品種の栽培が可能ではないか、ということで10品種を作付し、岩手の気候に適した美味しい品種を探しています。
岩手でたくさんの美味しいモモが栽培されることを目指して、一生懸命業務に取り組んでいきます。
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モモの栽培ほ場
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調査果実の収穫作業の様子
(技術部果樹研究室 技師 柳本 麻衣)
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