平成28年春から活躍する種雄牛を決定! ~ 日本短角種種雄牛の最終審査会を開催

ページ番号2005601  更新日 令和4年9月21日

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 平成27年5月19日、畜産研究所で「いわて短角和牛改良推進協議会」(農協、市町村、各広域振興局等の関係機関・団体で構成)が開催され、本年度の直接検定候補牛の選定方法、各地域の種雄牛の借受け希望等について話し合いました。

 その後、参加者は肉牛管理施設に移動し、平成26年度に直接検定を開始した15頭の中から、平成29年度に現場後代検定を開始する6頭を選抜する最終審査を行いました。審査は、直接検定の成績に加え、(1)体型、(2)遺伝的能力、(3)血統を総合的に判断して行われました。

 選抜された6頭は、来春まで当所で育成された後、各牧野の放牧開始を待って、現場後代検定用の種雄牛として活躍することとなります。

平成26年度開始直接検定の主な成績
 

選抜牛平均

検定牛全体

平均日増体量(DG)

1.55kg/日

1.52kg/日

皮下脂肪厚

69.2mm

65.9mm

1kg増体に要するTDN

4.17kg

4.18kg

  • 候補種雄牛の検定成績等について説明中の写真

    現畜を前に15頭の候補種雄牛の検定成績等について説明

  • 供用する種雄牛を選定中の関係者の写真

    地域の関係者同士が集まり供用する種雄牛を決定

(畜産研究所家畜育種研究室 専門研究員 神山 洋)

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