平成28年春から活躍する種雄牛を決定! ~ 日本短角種種雄牛の最終審査会を開催
平成27年5月19日、畜産研究所で「いわて短角和牛改良推進協議会」(農協、市町村、各広域振興局等の関係機関・団体で構成)が開催され、本年度の直接検定候補牛の選定方法、各地域の種雄牛の借受け希望等について話し合いました。
その後、参加者は肉牛管理施設に移動し、平成26年度に直接検定を開始した15頭の中から、平成29年度に現場後代検定を開始する6頭を選抜する最終審査を行いました。審査は、直接検定の成績に加え、(1)体型、(2)遺伝的能力、(3)血統を総合的に判断して行われました。
選抜された6頭は、来春まで当所で育成された後、各牧野の放牧開始を待って、現場後代検定用の種雄牛として活躍することとなります。
選抜牛平均 |
検定牛全体 |
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平均日増体量(DG) |
1.55kg/日 |
1.52kg/日 |
皮下脂肪厚 |
69.2mm |
65.9mm |
1kg増体に要するTDN |
4.17kg |
4.18kg |
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現畜を前に15頭の候補種雄牛の検定成績等について説明
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地域の関係者同士が集まり供用する種雄牛を決定
(畜産研究所家畜育種研究室 専門研究員 神山 洋)
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