中間年の総ざらい!そして次なるステップへ ~「ブランド果実」成果発表会を開催

ページ番号2005309  更新日 令和4年9月21日

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 果樹研究室では、東日本大震災によって大きな被害を受けた沿岸地域農業の早期復興を支援するため、平成25年度から陸前高田市で「リンゴ」「ユズ」「ブドウ」の3品目について農林水産省委託「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」により、「ブランド化を促進する果実の生産・加工技術の実証研究」に取り組んでいます。

 平成28年2月26日、これまでの成果を果樹生産者や関係団体へ伝達するため成果発表会を開催し、リンゴやユズの早期成園化技術や新たな果実評価指標の開発、ユズやブドウの加工品開発など6課題の研究成果の発表を行いました。出席者からは「リンゴの早期成園化技術を改植に活用したい。技術開発を進めて欲しい」「技術導入の経営メリットや省力効果について知りたい」などの活発な要望が出され、有意義な意見交換の場となりました。

 また、ジューシーさなど新たな果実評価指標で選果を行ったリンゴの試食や、「北限のゆず」を使用したお菓子・ユズ味噌などの加工品販売も併せて行い、今後の事業の展開を見据えた発表会となりました。今後もさらなる技術の開発と普及に向けて取り組み、随時、発表会などを通じて生産者や関係者に情報を発信していきます。

  • 会議の様子の写真

    県内関係者・生産者48名が参加
    農業研究センター・本部(北上市)

  • リンゴの試食の様子の写真

    リンゴの試食の様子

(技術部果樹研究室 技師 柳本 麻衣)

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