種まきからそば打ちまで ~ 体験学習会「親子で体験!そばを作って食べてみよう!」を開講
農業科学博物館では、平成26年8月3日に親子体験学習会「親子で体験!そばを作って食べてみよう!」を開講しました。この学習会は、そばの栽培からそば打ちまでを体験する4回シリーズの講座で、前年に続き本年が2回目の開催となります。
親子の共同作業を通じて農作物を育てることの面白さを実感すると共に、先人の農業や暮らしについて関心を高める機会としています。受講者は、花巻市と北上市からの6家族15人で、第1回目となる今回は参加した小学生と保護者がそばの種まきに挑戦しました。
当博物館職員の指導のもと、参加者は親子で農業ふれあい公園内の約3アールの棚田に種播きの作業に汗を流しました。ほ場には、畦ごとに播いた児童の名前が記され、秋の収穫を楽しみに管理することになります。参加された方からは、「種まきは簡単だったけど、鍬で土をかけるのが大変。でも、おいしいそばが楽しみ」といった感想が聞かれました。
この後は、9月6日に生育状況を確認し、10月12日に収穫を、そして最終回となる11月2日には、そばを打ち自分で育てたそばを味わう予定です。これからの3カ月間、参加者の皆さんにはこの一連の体験を大いに楽しんでいただきたいと思います。
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農業科学博物館で開講式を行いました
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ふれあい公園内の棚田にそばの種を播きました
(岩手県立農業科学博物館 資料調査員 佐々木 きし子)
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