来春デビューの種雄牛が決定! ~ 日本短角種種雄牛の最終審査会を開催

ページ番号2005668  更新日 令和4年9月27日

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 去る平成26年5月13日、当研究所で『いわて短角和牛改良推進協議会』が開催されました。協議会は、各広域振興局、JA、市町村等で構成されており、今回の協議会では26年度の直接検定牛の選定方法や、各地域の種雄牛の借受希望等について話し合いました。

 その後、協議会の構成員は肉牛施設に移動し、平成25年度に直接検定を開始した15頭の中から、現場後代検定牛6頭を選抜する最終審査を行いました。現畜を見ながらの選抜では、地域によっては産地の農家の方も直々に見守るなど、各地域の短角牛振興への熱い想いが感じられました。

 平成25年度直接検定牛では、日増体量(DG)、1kg増体に要するTDNにおいて、過去5年間の検定成績の平均値を上回る雄牛の中から、次代の種雄牛候補牛の父親となる、正に少数精鋭の6頭を選抜し、来春からの供用先が下表のとおり決定しました。

 地域の希望を託して選抜された6頭は、来春まで当研究所で育成された後、各牧野の開牧を待って現場後代検定用の種雄牛として活躍することとなります。

選抜された種雄牛一覧

検定番号

名号

父名号

産地

供用先

選抜理由

26-02

良彦 良藤 久慈市

岩泉町

体型、DG、育種価に優れる

26-04

松宝 松福

岩泉町

久慈市 体型、育種価に優れる

26-05

福光

辰福

岩泉町

久慈市 体型、育種価に優れる

26-07

春幸 辰福

岩泉町

二戸市 体型、DGに優れる

26-12

波羽田 勝波 盛岡市

岩泉町

体型に優れる

26-14

辰忠 辰山

岩泉町

外山 体型、育種価に優れる
  • 候補種雄牛の選抜結果について説明中の写真

    現畜を前に15頭の候補種雄牛の選抜・除外理由について説明

  • 選抜された現場後代検定牛の写真

    選抜された6頭

(畜産研究所家畜育種研究室 技師 前田 博記)

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