手植えの田植えを初体験! ~ 新米研究員日記2014(1)

ページ番号2005669  更新日 令和4年9月27日

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 平成26年4月から新採用職員として、環境部生産環境研究室に配属になりました数藤慶亮(すどう けいすけ)といいます。私が担当する研究業務等の取組状況についてこのコーナーでご紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 今回は、5月15日に所内の有機物連用試験圃場で行った人生初の田植え作業についてご紹介します。具体的には、機械では移植できない場所や機械移植後の欠株跡へ手植えで補植を行う作業です。私の祖母の実家は稲作農家で手伝いに行くことがありましたが、これまで田植え作業の経験は無かったので大変興味がありました。

 実際に田植え作業を行ってみて感じたことは、泥の中を進むことの大変さです。立ち止まると足が沈んでしまうため、苗かごを腰に巻き一歩ずつ歩いていくのは非常に大変で、何度も転びそうになりました。また、中腰で長時間の作業を行ったため、終わった後は腰が痛くなってしまいました。

 田んぼの一部に補植を行うだけでも重労働であると感じましたが、昔は全面手植え作業で行っていたと考えると、信じられない気持ちです。今では田植機や様々な農業機械が普及しているため、私の中では「田植え=機械作業」が当たり前になっていましたが、農家の皆さんの手間や苦労、農業機械のありがたみを身に沁みて実感できた貴重な経験でした。この経験を、生産者目線に立って物事を考える良いきっかけとして生かしていきたいと思います。

  • 田んぼの中を慎重に歩く筆者の写真

    転ばないよう一歩一歩慎重に……

  • 新採用職員2名の写真

    新採用で同じく環境部に配属された病理昆虫研究室の小山田早希技師(左)と

(環境部生産環境研究室 技師 数藤 慶亮)

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