被写体一番人気はナイスミドル!? ~ 平成26年度大学生視察研修が終了
畜産研究所(滝沢市)では、例年岩手大学や東京農工大学、日本大学等で畜産を学ぶ学生の視察研修を受け入れています。平成26年度は、6~11月までに来所した4大学約240名の学生に対し、当所の担当職員が肉用牛、乳用牛および飼料生産ほ場の施設の前で取り組んでいる試験の概要について説明を行いました。
今回は、11月5日に行われた岩手大学農学部共同獣医学科学生32名による肉用牛施設での視察研修の様子を紹介します。訪れた女子学生たちは、日本短角種の種雄牛を見るなり「カワイイ~!」と歓声を上げ、そして「牛の写真いいですか?」、「触っていいですか?」と、テンションは急上昇(当所では、写真も触ることも了解しています!)。そこで当方もすかさず「畜産研究所での仕事に携わると牛を毎日見られるし、触れるよ。卒業する時には岩手県職員をぜひ希望してくださいね!」と、当所の魅力をPRしました。
当日は晴天の中、岩手山をバックにしながら担当研究員が日本短角種種雄牛造成の仕組みと国内で当種雄牛の生産は岩手県が中心であることを説明しました。併せて、種雄牛候補雄子牛(0.7歳、330kg)、育成中の種雄牛(1.6歳、700kg)、放牧地供用中の種雄牛(8歳、1トン)など約30頭を視察しました。本年人気の被写体は、8歳になる「松福」号で、撮影中は心なしか照れているように見受けられました。研修の翌日には、学生全員の注目を一身にあびた疲れを癒すように、日向でくつろいでいました。
当所では、研究に携わる意欲ある職員を必要としています。訪れた学生達が数年後に入庁し、研究員として配属されることを期待しつつ今回の研修を終了しました。
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岩手大学の学生32名による視察
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被写体一番人気の「松福」号です!
(畜産研究所家畜育種研究室 家畜育種研究室長 齋藤 久孝)
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