来所御礼、末永いお付き合いを ~ 県立農業大学校生が研修で来所
梅雨の晴れ間となった平成25年6月20日、県北農業研究所のロビーに若い元気な声があふれました。岩手県立農業大学校(千葉泰弘校長)の農産園芸学科野菜経営科1年の学生10名の皆さんです。担任の引率で、前日に雨よけほうれんそうとキャベツの大規模経営の現地研修をしての来所でした。
研究課題の概要を説明し、新渡戸稲造の書「Plough mightier than Sword」(複製)を見ていただいてから、試験圃場に向かいました。圃場では、加工業務用ねぎの栽培法やホウレンソウケナガコナダニの防除技術など、現場からの要望に対応した課題や、たまねぎの春まき栽培では、二戸農業改良普及センターとともに現地試験など地域への導入に向けた取組を行っていることを紹介しました。
農大生の皆さんは、今後大切な卒業研究の課題設定に向けた情報収集を行うということで、熱心にメモを取る姿が印象的でした。社会に出られてからも、技術開発に一緒に取り組んだり、地域農業の担い手や応援団として長くお付き合いできればと思います。
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技術レポートで情報収集
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たまねぎ春まき栽培試験の説明
(県北農業研究所園芸研究室 園芸研究室長 鈴木 良則)
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