15品種の中でおススメはどれ? ~ 飼料用トウモロコシの優良品種選定試験
家畜飼養・飼料研究室では、市販前及び市販後間もない飼料用トウモロコシ品種の特性比較試験を行っています。新しい品種が、本県の気候条件に適したものかどうかをいち早く調査し、収量性や病気への抵抗性が優れているものについて、優良品種として農家の皆さんに利用していただくことが目的です。
優良品種となるためには、収量などを4段階に評価し、最も優れたAランクを3年連続で獲得することが必要です。平成25年は、新たに3品種を試験に加え、合計15品種を一斉播種しました。
播種当日(5月14日)は、晴れ渡り清々しい空気の下で、残雪が美しい岩手山に見守られながら、総務課や家畜育種研究室の職員を含めた総勢20人が、約1時間かけて一気に播き終えました。翌日には、慣れない作業に携わった研究員から「腰が痛い」「筋肉痛だ」という声が聞かれました(翌年は、作業前に準備体操もしたいと思います)。これから秋の収穫までの間、トウモロコシの生育過程で種々の調査を行っていくこととしています。
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播種作業前の留意事項の説明
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岩手山に見守られての一斉播種作業
(畜産研究所家畜飼養・飼料研究室 主任専門研究員 佐藤 まり子)
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