自分で打ったそば、最高においしかったよ! ~ そばづくり親子体験学習会

ページ番号2005801  更新日 令和4年11月4日

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 農業科学博物館では、農業ふれあい公園内の棚田にそばを播き、生育状況の観察、収穫、脱穀、粉挽き、そば打ちの一連の作業工程を7月から4回の体験型講座として開催してきました。この学習会は、そばの栽培からそばの打ち方まで親子の協同体験活動を通じて、農業への理解と親子の交流を深めていただくことをねらいに開催したものです。受講者は、花巻市、北上市および一関市から参加した10組26名の皆様でした。

 最終回となった平成25年11月17日は、受講者が育て収穫したそばを使って「そば打ち」をしました。捏ねたそばの生地をそば打ち台の上で、麺棒を使って薄くのした後、そば包丁で切り、大きな鍋の沸騰している湯の中で茹で、その後冷水で洗ってそばを引き締めて食べるまでの工程を体験していただきました。受講者の皆さんは、子どもも大人もとても熱心で学び上手な方々でした。

 子どもたちからは、「自分でつくったそばは少しかたかったけれど、すごくおいしかったです!お家でも作ってみたいなぁと思います」「おいしくて たのしかったです」「ちゃんとできたのでうれしかったです」などの感想をいただきました。また、保護者の皆様からも「子供にそば粉が麺になる過程を経験させることができ有意義でした」「そば打ちの体験はできても、種まきから収穫、脱穀、粉挽きまではなかなか体験できないので貴重な体験させていただきました」「古来の方法で脱穀や製粉をやったので、古人の苦労がしのばれ有意義でした」などの感想をいただきました。

  • 生地をこねて丸める様子の写真

    まずは生地をこねて丸めます

  • 麺棒で生地を伸ばす様子の写真

    麺棒を使って薄く平らに伸ばします

  • 生地をそば切り包丁で切る様子の写真

    折りたたんだ生地をそば切り包丁で切ります

  • 生地を慎重に切る様子の写真

    指を切らないように慎重に!

(農業科学博物館 資料調査員 菊池 育子)

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