5年に一度の定期検診 ~ 恒例・秋の土壌調査を行っています
生産環境研究室では、県内の農地土壌の実態を把握するため、毎年秋に土壌調査と施肥管理等のアンケート調査を行っています。この調査は、同一ほ場を5年おきに調査するもので、現在は、年間約30~40地点、4年間で県内全域約150地点を調査し、5年ごとに調査結果をとりまとめています。
土壌調査の歴史は古く、昭和54年から始まり現在7巡目となっています。同じほ場を5年おきに調査しているので、長期的な土壌養分の変化を知ることができます。調査の結果、水田でも畑地でも土壌養分は経年的に蓄積してきている傾向が明らかになっています。
平成20年度には、これまでのデータをとりまとめ、試験研究成果「県内水田土壌の施肥管理と化学性の変化」、「県内畑土壌の有機物施用と化学性の変化」として、当センターのホームページでも公開していますので、添付ファイルをご覧ください。
-
収穫後の水田での土壌調査
-
採取した土壌の化学性を分析します
(環境部生産環境研究室 生産環境研究室長 小林 卓史)
添付ファイル
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
岩手県農業研究センター 生産環境研究部 土壌肥料研究室
〒024-0003 岩手県北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4422 ファクス番号:0197-71-1085
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。