ほ場に咲いた傘の花 ~ 輪ぎく&りんどうへの関心の高さを実感

ページ番号2005858  更新日 令和4年11月10日

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 平成25年7月12日、新岩手農協東部地域花き生産部会の皆さんが、視察研修に来所されました。当日はあいにく朝から激しい雨が続き、傘と長靴なしにはほ場へ入れない状況でしたが、ホールで概要説明を行った後、実際に出蕾~開花直前の輪ぎくと、定植間もないりんどうを見ていただきました。

 輪ぎくのほ場では、ちょうど7~8月咲き品種の出蕾~摘蕾期にあたったため、実物を見ながら蕾のかき取り時期や成長調整剤の使用方法、側枝の多さなどの品種特性についての熱心な質問が続きました。また、りんどうのほ場では品種ごとの草姿や茎立ち数の違いが話題となり、大いに盛り上がりました。輪ぎくもりんどうも、本物の花はまだ咲いていませんでしたが、色とりどりの傘の花が一足早く咲き賑やかな一日となりました。

 県北農業研究所では、8~9月咲き輪ぎく(無側枝性ぎく)の栽培方法の確立や、県北地域に適したりんどうの品種開発に向け試験を行なっています。9月6~7日には、一般公開デーとしてほ場をご覧になることが出来ますので、興味のある方はぜひ足をお運び下さい。

  • 輪ぎく圃場を視察中の参加者の写真

    輪ぎく圃場をじっくり視察中…

  • 開花直前の輪ぎくの写真

    開花直前の輪ぎく

(県北農業研究所園芸研究室 主査専門研究員 鹿糠 美雪)

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