軌道修正でより地域に密着を ~ 試験研究推進計画見直しに向けた農業者との意見交換
農業研究センターでは、県民計画との整合性の確保や技術開発基本方針に掲げた「目指す姿」の実現に向けた軌道の修正、そして震災復興の加速化に向けた取組の強化など、昨今の情勢の変化に対応して、「試験研究推進計画(前期:平成21~25年度、後期:平成26~30年度)」の見直しを行うこととしています。
こうしたことから、県北農業研究所においても、県北地域の現状と課題を整理し、現場ニーズを把握するため、平成25年6月20日の久慈地域を皮切りに、先進的若手農業者、組織代表者等から「計画策定に関する意見等収集」を開始しました。
久慈地域では、雨よけほうれんそう専業の若手農業者(30代前半)や青年農業士、このほど農事組合法人を設立した組織代表者(40代後半)の方々などから、地域農業の将来を見据えた当研究所に対する研究ニーズ等について、意見交換させていただきました。
引き続き、二戸地域の先進農業者・組織代表や、市町村・農業団体、また、県北広域振興局の食産業担当者との意見交換などを踏まえ、普及センター等指導機関と調整を行いながら、次期試験研究推進計画を策定することとしています。
当研究所では、より一層「地域に密着した開かれた研究機関」を目指して、このような地域のニーズを把握し、研究課題を充実させていきたいと考えています。
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若手農業者との意見交換
(平成25年6月20日、洋野町) -
農事組合法人「ライスランド久慈」神成代表との意見交換
(平成25年6月20日、久慈市)
(県北農業研究所 次長兼作物研究室長 小菅 裕明)
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