放射線対応等への大きな期待を実感 ~ 農林水産委員会現地調査を終えて

ページ番号2005966  更新日 令和4年11月17日

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 平成24年8月1日、岩手県議会農林水産委員会による、当畜産研究所の研究成果に係る現地調査が行われました。午前中の調査ということで、岩手県議会議事堂から移動するバスの車中で、当所の高橋所長が概要説明を行い、研究所に到着後は、車中から一とおり施設をご覧いただきました。

 会議室に移動後、各研究室の主な成果事例のほか、当所で行っている放射性物質の検査や除染作業の効果検証状況、さらには、県有種雄牛の能力と精液の利用状況について説明を行いました。質疑では、やはり放射性物質への関心が高く、除染対策や牛の生体検査にスピード感をもって対応するよう要望が寄せられました。一方で、県有種雄牛精液利用が全体の半数に近づいたことを高く評価する、とのご意見もいただきました。

 最後に、放射性物質検査室で実際の検査風景と各種除染方法による効果のグラフをご覧いただきましたが多くの質問が寄せられ、予定時間を25分ほど超過して調査終了となりました。委員の皆様からの要望や期待の大きさに、しっかりと応えていかなければと、職員一同気持ちを新たにした一日でした。

  • 会議室での説明および質疑応答の様子の写真

    会議室での説明および質疑応答

  • 放射性物質検査室での説明と質疑の写真

    委員の関心が高かった放射性物質検査室での説明と質疑

(畜産研究所 次長 山田 和明)

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