今年も「出前播種」に伺いました! ~ 小麦小畦立て播種技術の普及に向けて

ページ番号2005931  更新日 令和4年11月15日

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 プロジェクト推進室では、平成22年度に麦類の湿害軽減・回避のための「密条用小畦立て播種技術」を開発しました。その効果を広く知っていただき県内へ普及を進めるために、平成23年度からJAや普及センター等と連携し現地実証ほを設置するとともに、本技術にチャレンジする生産組織や農家へのサポートを行っています。

 本年は、平成24年10月12日に農事組合法人「MSG23」(奥州市水沢区)のほ場で、10月16日には農事法人組合「遊新」(花巻市)のほ場で、小麦の出前播種を行いました。両日とも、実証担当農家をはじめ、実演を見にいらした方々のほとんどが初めて本技術を目にされて、興味深そうに播種機の周りに集まり技術の内容や効果について意見交換を行っていました。

 今後も、地元普及センター等と連携しながら技術の導入効果の検証を行い、早期普及に向けたフォローアップと技術のブラッシュアップを図っていきます。

  • ほ場での播種実演の様子の写真・その1

    「MSG23」ほ場での播種実演
    (撮影日:平成24年10月12日)

  • ほ場での播種実演の様子の写真・その2

    「遊新」ほ場での播種実演
    (撮影日:平成24年10月16日)

(プロジェクト推進室 主任専門研究員 藤田 智美)

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