記録的な猛暑、そして迎えた豊作の秋 ~ 飼料用トウモロコシの収穫作業終了

ページ番号2005942  更新日 令和4年11月15日

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 畜産研究所では平成24年9月末までに、飼料用トウモロコシの収穫作業を終了しました。本年は実入りもたっぷりで、例年より単位面積当たりの収量は、1割ほど増収となりました。

 この夏(6~8月)は、盛岡の平均気温が平年より1.4℃高い22.6℃、降水量が平年比48%、日照時間が平年比126%と、高温・少雨・多照の猛暑となりました。9月に入ってからも暑さは衰えを見せず、平均気温は平年を4.5℃上回り、観測開始以降最高の23.2℃を記録しています。人間や家畜にはつらかった暑さも、トウモロコシには恵みとなったようです。

 収穫されたトウモロコシは、サイレージに調製され発酵させた後に、当所で飼養している乳牛や肉牛に給与されます。牛たちは、栄養豊富で消化の良い飼料を食べて、猛暑で消耗した体力を回復し、種々の試験研究に活躍してくれるものと思います。

  • とうもろこしの穂の写真

    先端まで充実した実入り

  • 刈取り作業風景の写真

    刈取り作業風景

  • ラップサイレージ作りの様子の写真

    ラップサイレージ作り

  • 研究所職員の写真

    自在に機械を操る“機動戦士”たち

(畜産研究所家畜飼養・飼料研究室 専門研究員 山形 広輔)

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