動画でわかる組み立て&調整 ~ Web版「小畦立て播種栽培技術マニュアル」ができました!
プロジェクト推進室では、水田転換畑で大豆や麦類を栽培する時に問題となる、湿害の軽減や回避を目的とした、小畦立て播種栽培技術の開発に取り組んできました。小畦立て播種技術は、代かきハローの爪配列を変えて耕起することで高さ8~10cm程度の小さな畦を作り、そこに同時に種子を播く技術です。畦に種子を播くことで、雨が多く降っても畦溝に水が流れる、通常の平畦栽培と比べて湿害を受けにくくなります。
小畦立て播種栽培技術の効果や播種機の組み立てに関しては、平成20年5月に「大豆の小畦立て播種栽培技術マニュアル」を作成し紹介しましたが、その後、「小麦の密条用小畦立て播種機」「なたねの畦立て同時播種機」を開発し、さらに大豆についても播種機構の改良を行いました。
そこで、既存のマニュアルに麦類、そば、なたねを加えて、新たに「小畦立て播種栽培技術マニュアル」を作成しました。今回は、解説をより分かりやすくするために、播種機の組み立てと調整について動画版のマニュアルも作成しました。Web版「小畦立て播種栽培技術マニュアル」は、当センターのホームページ内から入手が可能です。下記リンク先にアクセスしてください。

(プロジェクト推進室 主査専門研究員 渡邊 麻由子)
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