皮までおいしく召しあがれ ~ 期待の白系大粒ぶどう「シャインマスカット」

ページ番号2006019  更新日 令和4年11月18日

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 現在、ぶどうの消費トレンドでは、「甘い」「種なし」「皮ごと食べられること」が重要視されており、「シャインマスカット」は、そのトレンドにマッチした白系の大粒品種で、全国各地で注目されている品種です。また、技術的に容易な短梢栽培が可能であることや、収穫適期の幅が広いなど他の大粒種にはない優れた栽培特性をもっています。

 本県でもぶどう生産者の関心は高く、関係機関や生産者の代表で構成される「ぶどう優良品種研究会」を中心に生産振興にむけた検討を進めています。平成23年10月3日に当センター本部で開催された研究会では、他産地との競争に勝てる販売戦略について、熱心に議論されました。

 果樹研究室では、いわてブランドの確立のために、今後も本県の栽培・販売環境にあわせた栽培技術の確立を目指して取り組みを進めていきます。

ぶどう優良品種研究会の様子の写真
「ぶどう優良品種研究会」(平成23年10月3日)
各産地の果実の試食をしながら品質目標等について意見交換

(技術部果樹研究室 主査専門研究員 及川 耳呂)

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