北のぶどうの“顔”になれ ~ 期待のオリジナルぶどう品種「エーデルロッソ」を試食会でPR

ページ番号2006029  更新日 令和4年11月18日

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 果樹研究室で育成し、平成22年に県の奨励品種に編入された、赤色ぶどうの新品種「エーデルロッソ(岩手3号)」を、県内のJA・普及センター等と協力し、普及を進めています。

 平成23年9月28日、「岩手県オリジナルぶどう試食・栽培研修会」(於・二戸地区合同庁舎)が開催され、二戸市をはじめ一戸町や九戸村の果樹生産者約30名が集まりました。研修会では、「エーデルロッソ」の特徴として甘く食味が良好であること、また、耐寒性に優れ岩手県の気象条件に適した品種であること等を説明し、試食を交えて意見交換を行いました。

 二戸地方では、「エーデルロッソ」を市場へ出荷する他、産直施設の「目玉」として位置付けたいと考えており、参加者からは「甘くて味が良い」と好評で、「ぜひ植栽したい」という意見を多くいただきました。

 当研究室では、ご好評をいただいている「エーデルロッソ」の安定供給をめざした生産技術の確立を進めており、できるだけ早く技術提供できるように努めていきます。

  • 研修会の様子の写真

    研修会の様子

  • エーデルロッソを試食する生産者の写真

    「エーデルロッソ」を試食する生産者

(技術部果樹研究室 技師 田口 礼人)

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