“小麦版・小畦立て”の真価や如何に? ~「密条用小畦立て播種」へのチャレンジをサポート

ページ番号2006031  更新日 令和4年11月18日

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 プロジェクト推進室では、平成22年度に麦類の湿害軽減・増収につながる新技術「密条用小畦立て播種」を開発しました。本格デビューとなる本年は、その効果を広く知っていただくため、県内JA・普及センター等と連携し、新技術にチャレンジする農家へのサポートや、現地実証ほの設置等の支援を進めています。

 平成23年9月26日には、JA江刺の主催で奥州市江刺区「第1区営農組合」ほ場において、同組合が導入した「密条用小畦立て播種機」の試運転を兼ねた現地検討会が行われ、稲刈りの合間をぬって多数の農家が訪れ、技術の内容や効果について活発な意見交換を行いました。

 このほかにも、県内2ヵ所(金ヶ崎町、花巻市)に設置された実証圃において、当センターによる播種作業の実演を行っており、今後、地元普及センター等と連携しながら、効果の確認と改良を進めるとともに、技術の早期普及に向けたフォローアップを行っていきます。

  • 現地検討会の様子の写真

    現地検討会の様子

  • 播種作業風景の写真

    播種作業風景

(プロジェクト推進室 主任専門研究員 寺田 道一)

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