自給飼料+新技術=飼養管理のレベルアップを! ~ 現地ふれあい農業研究センター(西和賀会場)を開催

ページ番号2006136  更新日 令和4年11月25日

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 平成22年7月9日、JAいわて花巻・西和賀地域営農センターにおいて、平成22年度現地ふれあい農業研究センター「自給飼料と新技術を活用した飼養管理の高度化を目指して」を開催しました。今回は、中央農業改良普及センター・地域普及グループとの共催で、管内の生産者や関係機関等から61人の出席をいただきました。

 当センター・畜産研究所からは、下表のテーマにより最新の研究成果や現地の先進事例について紹介しました。また、岩手県県南家畜保健衛生所の大窪次長より、昨今問題となっている口蹄疫について解説していただきました。

テーマおよび内容一覧

テーマ

主な内容

担当部所

肉牛の放牧技術と子牛の飼養技術について
  1. 和牛の放牧技術について
  2. 子牛の哺育・育成~生後3ヶ月までの哺育育成技術
  • 放牧のメリットとは?

  • 公共牧場と里山放牧(事例紹介)

  • 哺育期の管理のポイント

外山畜産研究室
草地管理と粗飼料生産について
  • ロールベールラップサイレージ体系と細切サイレージ体系の特徴

  • コントラクター組織

家畜飼養・飼料研究室
長命連産を可能にする乳牛の飼養管理技術について
  • 牛の改良から見た「長命連産」(生涯生産性の向上)

  • 繁殖を良くするための飼養管理

家畜飼養・飼料研究室
岩手県における口蹄疫防疫対策について
  • 口蹄疫とはどのような病気か

  • 感染牛の早期処分の必要性

県南家畜保健衛生所

 参加者からは、「電気牧柵の設置方法」についての質問や、「長命連産について情報を整理し、改めて勉強会の場を設けて欲しい」との要望等がありました。また、何でも相談コーナーでは「育種価」(成長や産肉特性などの遺伝的能力)に関する質問などをお受けしました。

  • 会場の様子の写真

    会場の様子
    各研究室からの最新技術の紹介など

  • 種雄牛の育種価に関する相談の様子の写真

    「何でも相談コーナー」
    種雄牛の育種価に関する相談

(企画管理部研究企画室 主任専門研究員 伊勢 智宏)

このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 企画管理部 研究企画室
〒024-0003 岩手県北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4402 ファクス番号:0197-68-2361
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