より使いやすく、より肥料コストを低減する ~ 簡易土壌分析システム専用「施肥判定シート」
平成21年秋より県内で発売されている「簡易土壌分析システム(商品名:デジタルスキャナライザー、発売元:有限会社イグノス)」は、平成22年6月末現在で100台を超える導入が見込まれています。
生産環境研究室では、これまでユーザーの方々から「どういう場面に使えるの?」「分析値をどう見ればいいの?」との質問を多数いただきました。そこで、「デジタルスキャナライザー」をより手軽に使えるよう、分析値から土壌養分の過不足を判定できる、本システム専用の「施肥判定シート」を作成しました。
また、「使い方をもっと丁寧に教えて欲しい」との要望に応えるため、下記の「研修メニュー」を用意し、操作方法や分析値の見方等に関する研修の受入れや、出前研修を行うこととしています。
研修メニュー
- 初級操作コース(2時間程度):2成分の操作実習、分析値の見方
- 上級操作コース(4時間程度):5成分全ての操作実習、分析値の見方
注:現在、上記の研修は行っておりません(追記:令和3年3月11日)

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農業普及員を対象とした土壌診断研修
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奥州市江刺区認定農業者協議会の皆さん
(写真左:大友主任専門研究員)
(環境部生産環境研究室 主任専門研究員 大友 英嗣)
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