互いに貢献しあえる関係づくりを ~ 農業農村指導士とセンター職員との懇談会を開催

ページ番号2006145  更新日 令和4年11月25日

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 平成22年6月28日、農業研究センター本部(北上市)において、農業農村指導士注)と農業研究センター職員との懇談会を開催しました。

 自己紹介の後、県農業農村指導士協会より農業研究センターに対する要望などを、ご提案いただきました。本年度は、「温暖化による県内農作物への影響の把握」について要望課題が提案され、農業研究センターの各部・研究所長より、これまでの研究成果や現在の取り組み状況について説明し、昼食を挟みながら意見交換を行いました。

 この他にも、指導士の皆さんからは、「就農希望者に経営指導を行うためのマニュアルが欲しい」、「おうとうや西洋なしなど複数の果樹を組み合わせた場合の経営モデルを示して欲しい」等、現場からの声として貴重なご意見・ご提案をいただきました。

 午後は、まず室内で「土壌養分分析システム」の紹介を行った後、水稲の品種開発・直播栽培試験や、果樹の温暖化対策試験など、センター内5カ所の圃場見学を行いました。出席者の皆さんは担当者の説明に熱心に耳を傾けていました。当センターでは、今回提案された意見を参考にして、今後の研究活動に取り組んでいきます。

注)農業農村指導士(認定制度):農産物の生産をはじめ、一次産品を活用した加工・販売やグリーンツーリズム等に意欲的に取り組んでいる優れた農業者を岩手県農業農村指導士として認定し、本県の農業及び農村の一層の発展に寄与することを目的としています。

  • 県農業農村指導士協会・佐藤会長あいさつの写真

    県農業農村指導士協会・佐藤会長(写真右上)のご挨拶

  • 小麦の湿害回避試験圃場を見学中の写真

    小麦の湿害回避試験圃場を見学する指導士の皆さん

(企画管理部研究企画室 主任専門研究員 伊勢 智宏)

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