“売れる研究成果”づくりで産学官連携着々と ~ 共同研究企業2社に「リエゾン-I 研究開発事業化育成資金」が贈呈

ページ番号2006092  更新日 令和4年11月24日

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 平成23年2月21日、いわて産学連携推進協議会(リエゾン-I)の、「第8回研究開発事業化育成資金」贈呈式が、盛岡市で行われました。この育成資金は、県内企業が持つ技術開発・商品開発のニーズと、大学・研究機関等が持つ高度な技術研究成果とを、共同研究等を通じマッチングさせ、中小企業の「事業の多角化」「新たなビジネス創出」につなげることを目的とするものです。

 今回は、12社から応募があり、評価委員会の厳しい審査を経て8社が選考されました。その中で、当研究室と共同研究を行っている、株式会社東日本機電開発と株式会社石村工業の2社が難関を突破し、今回揃っての採択となりました。目録贈呈後、トップで採択された東日本機電開発の水戸谷剛社長が、受賞企業を代表して当研究室との新事業の概要について発表しました。

 今回の受賞をはずみに「産」「学」「官」の連携をさらに深め、より「売れる成果」を現地に送り出せるよう、頑張りたいと考えています。

  • 東日本機電開発株式会社水戸谷社長の写真

    東日本機電開発株式会社 水戸谷剛社長(右)
    「イチゴの閉鎖型高設栽培システムの実用化と商品化」

  • 石村工業株式会社石村社長の写真

    石村工業株式会社 石村眞一社長(右)
    「促成イチゴにおける低コスト加温栽培技術の開発とシステムの商品化」

受賞企業代表の記念写真
受賞企業代表の記念撮影

(技術部南部園芸研究室 南部園芸研究室長 佐々木 裕二)

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