「名牛」誕生への第一関門 ~ 短角種種雄候補牛の直接検定がスタート
日本短角種の種雄候補牛の直接検定が、平成22年度も11月中旬から始まりました。直接検定とは、種雄候補牛を一定の条件下で飼養し、増体量、飼料摂取量、飼料効率などの調査結果からその能力を評価するもので、種雄牛となるための第一関門といえます。
種雄候補牛は、県内の基礎雌集団14牧区より予備選抜を行った後、最終的に検定を受検する15頭を決定しました。9月中旬には、候補牛が畜産研究所に集められ、発育や体型を審査する集合検査を行いました。
検定開始前に予備期間を設け検定環境に馴致させた後、現在は本検定に入り順調に進行しています。平成23年の春には検定を終了し、検定成績、血統、体型等を総合的に判断して、次の関門である現場後代検定を受検する候補牛を選抜します。
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検定開始に向けた馴致
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体重測定の様子
(畜産研究所家畜育種研究室 専門研究員 米澤 智恵美)
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