いよいよ完成! 小麦湿害軽減のための密条用小畦立て播種機

ページ番号2006118  更新日 令和4年11月24日

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 プロジェクト推進室(水田農業担当)では、以前ご紹介したとおり、大豆の小畦立て播種栽培技術を応用して、新しい小麦の湿害軽減播種技術の開発を進めてきましたが、いよいよその「プロトタイプ」となる播種機が完成しました。

 完成した小麦の密条用小畦立て播種機は、爪の配列を改良した代かきハロー、畦溝成形板、畦間サブソイラー、播種ユニットにより構成されています。この播種機を小麦栽培に用いることにより、慣行栽培より苗立ちが向上し収量のアップが図られます。

 平成22年の秋播きより、矢巾町、花巻市、奥州市の各地において、今回完成した播種機による実用規模での現地実証試験を開始しています。

密条用小畦立て播種機の写真
密条用小畦立て播種機
  • センター内における播種試験の様子の写真

    センター内転換畑圃場における播種試験

  • 矢巾町での現地お披露目の様子の写真

    矢巾町での現地お披露目

(プロジェクト推進室(水田農業) 主任専門研究員 高橋 昭喜)

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