「岩手&秋田」の直播研究のレベルアップを ~ 秋田県農林水産技術センターとの技術交流

ページ番号2006243  更新日 令和4年12月2日

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 平成21年5月22日、秋田県農林水産技術センター内の試験水田に、当センターが開発した「作溝同時直播装置」を取り付けた直播機を持ち込み、作業性などの検討を行いました。

 また、同じ水田で、秋田県農林水産技術センターの「高速点播機構」を装着した直播機と、対照の既存の条播直播機の作業試験も行われました。当日はあいにくの雨模様でしたが、雨の切れ間を縫ってお互いの播種機の作業性をテストし、活発な意見交換を行いました。今後は、それぞれの出芽や生育などを比較していく予定です。

 このような取り組みを通じて、水稲直播に関する両県の研究レベルがより高まり、生産者に愛される技術が開発されることを大いに期待しています。

  • 既存の条播直播機の播種実演の様子の写真

    対照とする既存の条播直播機の実演

  • 作溝同時直播機の実演の様子の写真

    作溝同時直播機の実演

  • 溝を切りながら順調に播種する様子の写真

    溝を切りながら順調に播種が進みます

  • 両県の職員の集合写真

    技術の実演を終え交流を深める両県の職員

(プロジェクト推進室(水田農業) 上席専門研究員 伊藤 勝浩)

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