「触れて」・「味わう」最新の研究成果 ~ 達増知事、農業研究センターを初視察

ページ番号2006264  更新日 令和4年12月2日

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 平成21年5月1日、達増拓也知事が農業研究センター・本部(北上市)を視察のため来所されました。この日は、同所で「いわて直播栽培米研究会」が主催する播種技術講習会が行われ、生産者との意見交換を終えられた達増知事は、休む間もなくセンター本館へと移動し、センター内を視察しました。

 「農家の皆さんの期待が非常に大きいので、ぜひ頑張っていただきたい」と、知事より職員への激励のお言葉をいただいた後、農業研究センター発の試験研究成果として、半もち性ヒエのオリジナル新品種「ヒエ岩手2号」と、土壌診断システム「スキャナライザー」を紹介しました。ヒエ新品種については、従来の品種と併せて試食したところ、「もちもちした食感が独特で面白い」と、大変興味を示された様子でした。

 この他にも紹介したかった研究成果は沢山ありましたが、知事のスケジュールの都合により、今回は二つの成果を紹介するに留まりました。しかし、今回このような形で研究活動の一端に触れられ、農業における技術開発の重要性を、知事に改めて認識していただけたことを確信し、職員一丸となって今後とも試験研究に取り組んでいきたいと思います。

  • 半もち性ヒエのオリジナル新品種を試食する達増知事の写真

    県北農業研究所で育成した半もち性ヒエのオリジナル新品種を試食

  • 「スキャナライザー」について小菅室長より説明中の写真

    土壌の養分を簡便かつ安価に分析できる「スキャナライザー」について小菅室長より説明

(企画管理部研究企画室 主任専門研究員 伊勢 智宏)

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