10年の努力で咲いた二輪花 ~ 猫塚修一主任専門研究員が「博士号」取得&「農林水産部長表彰」受賞
病理昆虫研究室の猫塚修一主任専門研究員が、リンドウの重要病害である「リンドウ褐斑病」の生態的な研究と防除対策に取り組んだ10年間の成果を取りまとめ、平成22年3月23日に岩手大学から「農学博士」の学位を授与されました。
同研究員は、平成11年度より当研究室において、果樹(リンゴ)や花き(リンドウ、キク等)の病害に関する研究に携わり、生産現場からも信頼される技術成果を数多く発信してきました。平成19年度からは、岩手大学大学院連合農学研究科に社会人入学し、佐野輝男教授(弘前大学農学生命科学部)の指導の下、学術的研究にも取り組んできました。今回の博士号授与は、その成果が認められたものです。
また、この研究成果は本県リンドウ生産の安定化につながる重要なものであることから、瀬川純・農林水産部長から「職務に関し有益な研究を行い優秀な成果をあげ、著しい功績があった」として、「平成21年度第2回農林水産部長表彰」を受賞しました(於・岩手県庁、平成22年3月25日)。

(環境部病理昆虫研究室 病理昆虫研究室長 一守 貴志)
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