みるみる広がり5,000平米突破! ~ 農研センター発「イブキジャコウソウ」の普及状況

ページ番号2006195  更新日 令和4年11月29日

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 農業研究センターでは、圃場や水路、農道の法面の雑草管理の省力化に効果的な「イブキジャコウソウ」の早期普及を図るため、栽培マニュアルや「イブキジャコウソウ現地実証圃設置要領」を作り、県内の皆様へ増殖用の母株を提供しています。この度、その普及状況を取りまとめたのでお知らせします。

 現在、県内では約80名の皆様に当センター等が母株を提供したイブキジャコウソウを植栽していただき、その面積は約5,300平米まで広がっています。また、「現地実証圃設置要領」に基づき、約30カ所の展示圃が県内各地に設置されています。

 先頃、当研究室では県内7カ所の展示圃等での植生状況の確認を行いました。設置者の方々からは、「雑草の抑制効果が非常に高く、また香りも良いことから周辺の皆様にも喜ばれている」「栽培面積を広げ地域の振興に役立てたい」などの好評をいただいており、今後更なる普及拡大が期待されています。

  • イブキジャコウソウの植栽状況の写真・その1

    雫石町・長山芦谷地五区環境保全の会

  • イブキジャコウソウの植栽状況の写真・その2

    北上市和賀町
    長沼地域農地・水・環境保全活動実践組織

(企画管理部農業経営研究室 主任専門研究員 土澤 一博)

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