生産者と共に雑穀研究を考える ~ 現場に密着「県北振興連携プロジェクト」
平成21年9月18日、県北農業研究所(軽米町)にて、平成22年度から実施する予定の雑穀に関する新規試験研究課題について検討を行いました。今回は、県機関の他に、実際に雑穀を生産している生産者や農業農村指導士、JA、関係団体などに出席いただき、栽培上の課題や種子の確保等について「生の声」を伺いました。いただいたご意見を参考に、現場ニーズに応える研究成果を発信できるよう、取り組んでまいります。
検討会後の試験ほ場見学では、実際に雑穀の刈り取りを見ながら、平成20年度に公表した試験研究成果の「キビ、アワの機械収穫技術」の説明を担当研究員が行いました。
県北地域の特産物である「雑穀」と「ホウレンソウ」については、県北農業研究所を中心とした「県北振興連携プロジェクト」にて、現場密着型の検討を行っています。この検討方法は、前年度から始めたもので、多岐の研究部門にまたがる研究課題を、短期間に効率よく解決するために、既存の組織とは別のプロジェクトで実施することが特徴です。
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試験研究課題の計画案の検討
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改良型デバイダの説明に聞き入る生産者
(企画管理部研究企画室 主任専門研究員 髙橋 正樹)
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