「沿岸型」和牛振興を極める ~ 現地ふれあい農業研究センター(岩泉&宮古会場)を開催しました

ページ番号2006206  更新日 令和4年11月29日

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 平成21年9月8・9日の両日、平成21年度現地ふれあい農業研究センター「岩手の和牛を極める」をテーマとして開催しました。今回は「牛塾」(宮古地方振興局農政部、宮古農業改良普及センター主催)との併催で、「塾生」を中心に、岩泉町61人(8日)、宮古市67人(9日)の出席をいただきました。

 両会場とも、当センターからは県有種雄牛「飛良美継(ひらみつぐ)」、「菊福秀(きくふくひで)」などの産肉特性や和牛子牛育成のポイント、放牧技術などの先進事例を紹介しました。振興局農政部からは、宮古管内の和牛飼養頭数の増加傾向や特色ある産地づくりの取り組み、補助事業などが紹介されました。また、総合質疑では、市場評価を高めるための種雄牛の選択や雌牛群の系統維持などについて活発に議論が交わされました。

 経営相談コーナーでは「育種価」(成長や産肉特性などの遺伝的能力)を元に、生産者別の種雄牛の選び方などをお伝えしました。 

  • 岩泉会場の様子の写真

    岩泉会場の様子(平成21年9月8日)
    (上および中):最新技術の紹介など
    (下):太陽電池を用いた電気牧柵の設置事例

  • 宮古会場の様子の写真

    宮古会場の様子(平成21年9月9日)
    (上):最新技術の紹介など
    (下):経営相談コーナー

(企画管理部研究企画室 主任専門研究員 勝部 和則)

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