「DNA情報を活用した種雄牛選抜」について情報提供しました

ページ番号2006222  更新日 令和4年12月1日

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 近年のDNA研究の進展により、肉用牛においても肉質や肉量に影響を与える遺伝子の研究が進み、DNAマーカーを使った種雄牛選抜が各県の試験場等で試みられています。本県でも平成20年度の研究成果から、DNAマーカー情報を種雄牛造成へ活用できることを明らかにしました。

 家畜育種研究室では、平成21年7月27日に各農協の畜産担当課長等が出席した「いわて和牛改良増殖対策事業推進協議会」において、DNAマーカーを使った種雄牛造成手法や取組状況について情報を提供し、今後の種雄牛造成等に利用可能なDNA情報を積極的に活用していくことを提案しました。

 畜産研究所では、本県の肉用牛産地としての競争力を高めるために、今後とも新技術の開発と活用に取り組んでいきます。

種雄牛造成手法を紹介する様子の写真
DNAマーカーを使った種雄牛造成手法を紹介する様子

(畜産研究所家畜育種研究室 専門研究員 佐藤 洋一)

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