反響続々!北へ南へ広がる「イブキジャコウソウ」~ 県内30ヶ所に現地実証圃を設置

ページ番号2006318  更新日 令和4年12月7日

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 平成20年5月、当研究室が試験研究成果として栽培マニュアルを公表した「イブキジャコウソウ」について、農業団体や環境保全組合、個人農家の方々など多方面からお問い合わせをいただきました。その結果、北は二戸市から南は大船渡市まで県内各地に「現地栽培実証圃」が設置され、その数は7月現在で30ヶ所に達しました。今回は、その活動状況の一部をご紹介します。

 遠野市宮守町の宮守川上流生産組合では、中山間地の長大な法面管理の省力化を目的に、平成21年度以降に水田法面へ定植するための母株用として、約1,500本の苗を環境部と協同で平成20年6月12日に定植しました。

  • 組合員による植栽の様子の写真

    組合員や環境部の方々による植栽

  • 実証圃設置の看板の写真

    実証圃設置の看板

 花巻市石鳥谷町の黒西環境保全組合では、「農地・水・環境保全対策事業」を活用し、水稲育苗後のビニールハウスで約2万本余りのセル苗を育苗し、7月8日に地域住民の皆さん総がかりで植栽活動を行いました。

  • 水稲育苗後のハウスで育苗中の写真

    水稲育苗後のハウスで育苗

  • 地域住民による植栽作業の様子の写真

    黒西地域住民総参加による植栽作業

(企画管理部農業経営研究室 主任専門研究員 須藤 勇人)

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