農業農村指導士協会役員とセンター幹部職員との懇談会を行いました
平成20年6月30日、農業研究センター本部(北上市)において、農業農村指導士注)協会役員と農業研究センター幹部職員との懇談会を開催しました。
役員の方々からは、それぞれの農業経営の状況説明と、農業研究センターに解決を要望する課題についてのご提案をいただきました。提案内容に対しては、農業研究センターの各部・研究所長より現在の試験研究の取り組み状況について説明し、昼食を挟みながら意見交換を行いました。午後は、センター内の圃場見学を行い、大豆の小畦立て栽培やイブキジャコウソウによる水田法面の被覆状況などについて、出席者の皆さんは各担当研究室長の説明に熱心に耳を傾けておられました。
役員の皆さんからは、「農産物の海外輸出を想定した、知的財産権に関する情報の収集・提供をお願いしたい」「県の研究機関は生産者の身近なところで研究成果をアピールしてもらいたい」「イネや飼料作物などの生育に地球温暖化の影響が現れているように感じられるが、今後どのような対応を考えているか」等、貴重なご質問・ご意見を数多くいただきました。当センターでは、これらの意見を参考として今後の研究活動に取り組んでいくこととしております。
注)農業農村指導士(認定制度):農産物の生産をはじめ、一次産品を活用した加工・販売やグリーンツーリズム等に意欲的に取り組んでいる優れた農業者を岩手県農業農村指導士として認定し、本県の農業及び農村の一層の発展に寄与することを目的としています。
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県農業農村指導士協会・新里副会長のご挨拶
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指導士(左)からのセンターに対する要望と対応状況を説明するセンター幹部職員(右)
(企画管理部研究企画室 主任専門研究員 伊勢 智宏)
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