シリーズ・研究室紹介(4)~ 今より「一歩」前進を・家畜改良に挑む
平成20年4月より組織再編により家畜育種研究室と家畜工学研究室が統合し、7名の研究員により新たな「家畜育種研究室」として発足しました。産肉能力検定等のこれまでの育種手法に加えて、受精卵移植技術や育種価・遺伝子解析技術等を駆使し、肉牛・豚・鶏の育種改良・飼養技術開発を進めることとしています。
平成20年度に取り組む7つの研究テーマ
- 日本短角種の「産肉能力検定(直接法、現場後代法)」と「血統・枝肉データに基づく育種価」を活用した種雄牛造成等による育種改良推進
- 肉用牛の粗飼料多給肥育技術の確立と現地実証(日本短角種肥育全期、黒毛和種肥育前期の粗飼料多給)
- 黒豚生産農場等の「豚集団維持支援システム構築」と「地域ブランド豚肉生産に活用する種豚性能調査・飼養管理技術確立」
- 「特産肉用鶏(南部かしわ)の飼養技術確立」と「岩手の鶏遺伝資源を活用した特定JAS規格地鶏肉生産用種鶏開発」
- 安定的な正常胚生産と受卵牛受胎率向上のための胚処理と飼養管理技術の確立
- ET産子等の保育育成技術確立と核移植技術を応用した種雄牛能力評価
- 肉用牛の経済形質とDNAマーカーの連鎖解析
【私たちが担当します】

(前列左から2人目:吉田室長)
(畜産研究所家畜育種研究室 室長 吉田 力)
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