岩手県農業法人協会会員と研究員との意見交換会を行いました

ページ番号2006340  更新日 令和4年12月13日

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 平成20年2月27日、岩手県農業研究センター(本部・北上市)において、農業法人協会会員と農業研究センター研究員との意見交換会を開催しました。

 農業法人協会注)の皆様との意見交換会は今回が第1回目となります。このような意見交換は、顧客本位の試験研究組み立てを進めていくためには、たいへん大切なことであると考えており、平成19年11月に開催した「農業・農村指導士」との意見交換に続くものです。

 今回は以下の4つのテーマに絞って、農業研究センターから研究の取組や最新の成果についての報告と、会員の皆様から日頃の実体験に基づく意見、要望をお互いに情報交換しました。

テーマ一覧

分野

テーマ

畜産分野 飼料の高騰に対処した飼料確保技術と飼育技術の実用化
水稲分野 非主食米の超多収な品種・生産技術と直播栽培の実用化
園芸分野 生産資材・燃料価格高騰に対処した技術開発と実用化
分野共通 温暖化の現実化における栽培技術の北上化に伴う対応

 主なものとして、「飼料としての均質な稲ワラ確保」「水稲の直播での発芽促進技術や除草対策技術」「10アールあたり800kgの収量を実現した多収品種の開発」「園芸施設の多重被覆やバイオ燃料を活用したボイラーの開発」等、現場で抱える課題について貴重なご意見を数多くいただきました。当センターでは、これらの意見を参考として今後の研究活動に取り組んでいくこととしております。

注)農業法人協会:農業経営の先駆者たる農業生産法人その他農業を営む法人の経営確立・発展のための調査研究、提案・提言、情報提供等の活動を進めることにより、わが国農業・農村の発展と国民生活の向上に寄与することを目的とするものです。

  • 会議の様子の写真

    会議の進行は佐々木由勝・農業会議事務局長

  • 意見交換の様子の写真

    意見交換の様子

(企画経営情報部企画情報室 主任専門研究員 伊勢 智宏)

このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 企画管理部 研究企画室
〒024-0003 岩手県北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4402 ファクス番号:0197-68-2361
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