肉用牛増頭の切り札「キャトルセンター」の活用を!
平成19年11月9日、盛岡市・サンセール盛岡において「岩手県畜産技術連盟広域畜産技術研究会」を、県内キャトルセンター注)関係者を含め83名の参加を得て開催しました(主催:岩手県畜産技術連盟、共催:いわて肉用牛生産振興協議会)。今回のテーマは、「キャトルセンターの現状と課題(肉用牛増頭のために)」と題して、次のお二方からご講演いただきました。
講演タイトル |
講師 |
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「子牛を丈夫にする育て方」 | 独立行政法人家畜改良センター十勝牧場 居城伸次 氏 |
「キャトルファームを核とした肉用牛振興対策」 | 長崎県JA壱岐市 畜産部顧問 呼子 好 氏 |
講演後は、県内キャトルセンターの代表を交え講師を囲んでの意見交換会を実施し、盛況のうちに閉会を迎えました。
外山畜産研究室では、日本短角種の預託放牧業務および公共牧場を基軸とした肉用牛の放牧試験等を行っています。現在、肉用牛の早期離乳及びTMR(全混合飼料)による育成試験等を実施していますが、県内で稼働中や今後稼働予定の県内キャトルセンター等に向けて、試験に関する情報を随時提供していく予定です。資料等をご希望の方は当研究室(下記問い合わせ先参照)までお問い合わせください。
注)キャトルセンター:子牛の哺育・育成や雌牛の繁殖・分娩等を集中管理するための共同利用施設です。牛を一定の期間まとめて施設に預けることで子牛生産にかかる労力を軽減し、飼養頭数を増やすことができます。

(畜産研究所外山畜産研究室 主任専門研究員 藤澤 牧人)
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