現地ふれあい農業研究センター「一関地方におけるキュウリホモプシス根腐病の発生と対策」を開催
平成19年11月14日、一関市川崎町の川崎公民館生涯学習センターにおいて、現地ふれあい農業研究センター「一関地方におけるキュウリホモプシス根腐れ病の発生状況と対策について」を、一関地域のきゅうり生産者や関係機関の職員等あわせて46名の参加を得て開催しました。
一関地域のきゅうり栽培においては、近年「ホモプシス根腐病」をはじめとした病気による被害が増えており、今後被害が拡大する前に、正しい知識と情報を共有し早期に的確な対策を講じる必要がある、との地元の要望を受けての開催となりました。
はじめに、一関農業改良普及センターから今回のテーマ選定の趣旨について説明が行われました。続く話題提供では、中央農業改良普及センターおよび農業研究センターの担当研究室より最新の調査・研究データと技術対策について説明が行われました(各テーマの内容については、下表をご参照ください)。
テーマ |
主な内容 |
担当部所 |
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岩手県における「キュウリホモプシス根腐病」の発生状況について |
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中央農業改良普及センター 県域普及グループ |
薬剤と根域制御技術等を用いた防除技術の開発 |
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病害虫部 病理昆虫研究室 |
防除に有効な根域制御のための栽培技術の確立 |
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園芸畑作部 野菜畑作研究室 |
これを機に、農業研究センターとしても更なる技術開発を進めるとともに、農業改良普及センターや病害虫防除所等と連携を深め、適切な情報発信に努めていきたいと思います。
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病理昆虫研究室・岩舘専門研究員(中央奥)より「ホモプシス根腐病」の見分け方について説明
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生産者の方々との質疑応答(総合討議)
(企画経営情報部企画情報室 主任専門研究員 伊勢 智宏)
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