「里地・里山」は生き物の宝庫 ~ スライドで学ぶ農村の生態系

ページ番号2006369  更新日 令和4年12月13日

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 農業は、昆虫や小動物など様々な生き物の住みかとなる環境を作り出し、そこで営まれる自然循環を利用して成り立っています。そのことから現在、農村の生き物の多様性が注目されています。

 環境保全研究室では、農業によって保全される生き物の調査研究を行っており、今回はそのデータを活用して生き物の多様性に対する農業の役割について理解を深めていただくために「里地・里山の生き物紹介」のスライドショーを作成しました。「里地・里山の生き物紹介」は、スミレ・トンボ・チョウがどんな里地・里山に住んでいるのか、写真などを交えて解説しています。

 現在は、農業研究センターに隣接する県立農業科学博物館内の「農業かがく館」に設置し公開していますので、ぜひお立ち寄りの上ご覧ください。また、これらのデータをインターネット上で閲覧・検索できる「里地・里山生き物データベースシステム」を岩手県立大学と共同開発中で、近く一般公開を予定しています。

  • 里地・里山の生き物紹介メニューのスクリーンショット

    「里地・里山の生き物紹介」メニュー

  • 里山のトンボのスライドのスクリーンショット

    「里山のトンボ」より(アキアカネ)

(生産環境部環境保全研究室 専門研究員 佐藤 千穂子)

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