小向昌啓(前)専門研究員が東北農業経済学会で学会賞を受賞

ページ番号2011039  更新日 令和6年9月12日

印刷大きな文字で印刷

 農業経営研究室の小向昌啓(前)専門研究員(現所属:奥州農業改良普及センター)が在籍時に投稿した論文が、東北農業経済学会の学会賞(木下賞)を受賞しました。令和6年8月30日~31日に開催された第60回東北農業経済学会・山形大会において表彰が行われました。

 受賞論文のタイトルは、「機械学習による農地単位の離農予測モデル -農林業センサス個票と岩手県八幡平市の農地情報を用いた分析-」です。この研究は、農林業センサス個票と自治体保有のデータを用いて、機械学習による農地単位の離農予測モデルを構築し、将来的な耕作者の離農に伴う農地供給確率の推計を試みたものです。予測結果は、地域の将来ビジョン策定の場で活用されました。

 受賞理由として、研究手法の学術性や新規性のみならず、研究成果の普及や実践性を追求している点が高く評価されました。

 今後も、当センターでは、農林業センサス等の統計データを用いた本県農業の現状把握や将来予測の研究に取り組んでいきます。

小向昌啓農業普及員と長濱健一郎学会長の写真
小向昌啓農業普及員(左)と長濱健一郎学会長

(企画管理部農業経営研究室 主任専門研究員 塚澤 龍太郎)

このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 企画管理部 農業経営研究室
〒024-0003 岩手県北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4404 ファクス番号:0197-68-2361
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。