緑肥による化学肥料低減にむけて ~ 緑肥の鋤き込み・キャベツの定植を行いました

ページ番号2010945  更新日 令和6年8月6日

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 緑肥は、省力的に土づくりや化学肥料低減に取り組める手段として注目されています。

 土壌肥料研究室では、緑肥の鋤き込みによる減肥効果を検証するとともに、土壌理化学性への影響を明らかにするための試験を行っています。本年は、緑肥として栽培したヘアリーベッチ(マメ科植物)を7月中旬に鋤き込み、主作物のキャベツを7月末に定植しました。主作物のキャベツは、緑肥による養分供給を考慮して、慣行より窒素施肥量を3割減らして栽培試験を行います。

 連日の暑さに負けずキャベツは健やかに成長しており、10月中旬に収量調査を行う予定です。

  • 鋤き込み直前のヘアリーベッチの写真

    鋤き込み直前のヘアリーベッチ
    草丈60cm程度まで生育

  • 苗定植後のキャベツ畑の写真

    定植後のキャベツ

(生産環境研究部土壌肥料研究室 専門研究員 小野寺 真由)

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