みんな大好き!「シャインマスカット」の研究もしています! ~ 1回目ジベレリン処理後の果軸長調整を行いました

ページ番号2010829  更新日 令和6年6月25日

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 岩手県の果樹栽培で、面積ナンバーワンはもちろんりんごですが、2番目に面積が大きいのはぶどうなんです!果樹研究室では、岩手県産ぶどうの更なる生産拡大のため、「シャインマスカット」等の省力・高品質栽培法に関する様々な試験を行っています。

 種のない「シャインマスカット」を作るためには、「ジベレリン処理」という作業が2回必要ですが、1回目処理5~7日後に果軸長(房の長さ)を6cm程度に調整することで、省力的に「シャインマスカット」を栽培できることを令和5年度の研究成果としてまとめました。

 研究センターでは、令和6年は6月20日に果軸長調整を行い、それを土台とした新たな省力化技術を確立するため、更に試験を続けていきます。

 みんな大好き!岩手県産「シャインマスカット」が、もっともっと多くの方の手に取ってもらえますように!

果軸長調整前後のシャインマスカットの房の比較写真
「シャインマスカット」果軸長調整前(左)と調整後(右)
(1回目ジベレリン処理日:令和6年6月14日、果軸長調整日:6月20日(6日後))
果軸長の調整作業中の写真
果軸長調整作業

(園芸技術研究部果樹研究室 主任専門研究員 佐々木 俊洋)

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岩手県農業研究センター 園芸技術研究部 果樹研究室
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