令和6年度農薬危害防止運動出発式を開催!

ページ番号2010828  更新日 令和6年6月25日

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 岩手県では、農薬の使用頻度が高くなる6月から8月までの3か月間を農薬危害防止月間とし、農薬の安全使用や適正販売にかかる普及啓発活動を展開しています。

 この運動の一環として、岩手県農薬卸商業協同組合と岩手県農薬安全使用推進協議会、病害虫防除所の主催により、令和6年6月14日に農業研究センターにおいて「令和6年度農薬危害防止運動出発式」を開催しました。

 県内各地から参加した農薬小売商組合員15名に対し、病害虫防除所の大友所長から農薬使用に伴う事故や被害の発生状況を話題提供し、事故の未然防止に向けた適正使用指導を連携、協力して取り組むよう意識統一を図りました。

 また、ヤマホ工業株式会社の玉木寛之氏を講師に迎え、農薬飛散防止対策技術であるドリフト低減ノズルの特性についての研修を行いました。農薬の適正使用かつ効果的な防除のため、薬剤の種類や作物別用途に応じて散布ノズルを選択することの重要性を再認識しました。

 最後に、農薬危害防止運動テーマ「守ろう 農薬ラベル、確かめよう 周囲の状況」を全員で唱和し、出発宣言を行いました。

  • 農薬飛散防止のためドリフト低減ノズルの特性を説明中の写真

    農薬飛散防止のためドリフト低減ノズルの特性を理解し、薬剤の種類や登録内容をふまえて正しく使うことを研修

  • 運動テーマを唱和する出席者の写真

    令和6年度の運動テーマを全員で唱和し出発宣言!

(病害虫防除部病害虫防除課(岩手県病害虫防除所) 主任主査 及川 美佳)

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