野菜の夏秋栽培試験苗の定植ピークを迎えています

ページ番号2010696  更新日 令和6年4月26日

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 園芸技術研究部野菜研究室では、パイプハウス等の施設を活用したきゅうり、トマト、ピーマン栽培に加え、水田転換畑等を活用したたまねぎやブロッコリーの栽培による収益向上に向けた研究を実施しています。

 現在、各品目の苗の定植作業がピークを迎えていますが、本年の春は気温が高く降雨が少ない傾向にあり、生産者の皆さんと同様に育苗中の温度やかん水管理など、苦労が絶えませんでした。また、露地栽培では土壌水分が少ない状況が続いており、そろそろ降雨を期待したいところです。

 トピックスとして、令和4、5年度に引き続き、令和6年度も全日本野菜品種審査会を当センターを会場に開催します。本年度は前年秋に定植したたまねぎの秋まき栽培を対象に7月下旬の開催予定です。また、ピーマンについては、前年度は休止していた試験を再開し、「雇用労力を活用した大規模経営を想定した整枝・誘引技術の開発」に取り組みます。
 いずれの研究も開発技術のユーザーである生産者や流通団体、指導機関と連携し、よりよい研究成果となるよう取り組んでいきます。

  • たまねぎの機械定植の様子の写真

    たまねぎの機械定植の様子

  • ピーマン定植後のハウス内の写真

    ピーマン定植後の生育

(園芸技術研究部野菜研究室 室長 山田 修)

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